町内会長を務めて
町内会の総会資料に載せる活動報告を書いてみました。興味がある方は読んでください。
令和6年度活動報告
町内会長を務めて
赤岩 芳彦
前年度の会長の改革案 (非周知) の考え方を受けて、私は次のような目標を立てました。
・役員・組長の負担軽減
役員会と行事において、私用を優先して気軽に欠席できるようにする。特に、各組の役員と組長のうち、1名が会議に出ればよいとする。 またコミセン活動に対しても、負担軽減を申し出る。
・役員会では意見を自由に出してもらうように努めた。決定事項は議論の過程を含めてできるだけ詳し く議事録に残す。そして、回覧で町内全体に衆知する 。
・役員会での判断が難しい場合には、町内全体の意見を汲み上げるようにした。
これの方針に対する結果の評価は皆様におまかせします。
町内の伝統的な行事である「祭り」と「みかん狩り」 については、実施出来ませんでした。いずれも、指摘された問題点解決の名案が役員会で出なかった結果です。私の考えは次年度会長に申し送りします。
組単位の行事に補助金を出すことについては、「みかん狩り」を組単位で行うとする会長提案が役員会で否決されたことで、ある役員から個人的に出されたことが発端です。これに対する賛否の全戸意見聴取 (アンケート)
の結果はすでに報告してあります。その他のすべての意見も回覧でお知らせしました。町内会の運営について、さまざまに異なる意見が出ました。自分の意見が皆の中でどの位置にあるかを確認できたことは良かったのではないでしょうか。
組単位への補助金をその組の自由裁量にした結論は良かったと思っています。隣近所とそこまで付き合うつもりはないので町内会費を下げろ、組長の負担が重いなどの意見にも、補助金の山分けで簡単に対処できます。
町内会の目的は、ここに住んで良かったと思うようにすることでしょう。日の里1丁目に限らず、世界や国の情勢が変化しています。特に、人々の連帯感・絆が、新自由主義経済の浸透による、正規・非正規雇用などの影響で、薄れているように思います。さらに、時代変化や世代交代に合わせて、町内会の背景も変ります。これに対処するためには、特に若い世代の意向を尊重すべきと思います。楽しい町にするために、会員や組の事情に合わせて、やれる人がやれる範囲で助け合い、知恵を出して、良い伝統を残したいものです。
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