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絶対可積分でない関数のフーリエ変換可能性の証明

下記のファイルを見てください。 https://drive.google.com/file/d/1FDOAn7mzvREqlWa4RTJgHJgzbF8rchUZ/view

町内会福祉活動

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宗像市日の里 1 丁目福祉会のお世話を始めて 2 年目になります。前任の主任福祉員は、病院に週に 3 日も務めながら、 6 年間も福祉会に奉仕しておられました。長年後継者を探したものの見つからず、私が説得されて引き受けた次第です。日の里団地内のテニス同好会の会長を私の 3 代前に務めてくれた方だったのもあり、断りきれませんでした。今度の主任福祉員会議で我々の町内会の活動を報告することになったので、まとめてみました。 写真は今年の 1 月 14 日に開いた、介護予防いきいき交流会事業の一つとしての生花教室のものです。健康チェック(血圧、体重、 BMI 、体脂肪率、筋肉量、内臓脂肪、基礎代謝、体内年齢)を行ったのち、食事会、生花、ビンゴゲームを楽しみました。参加者は 70 歳以上で最高齢は 93 歳です。主任福祉員の仕事の一つは、参加申し込みをしていたのに、当日忘れている方に連絡することです。今回も一人暮らしの女性が気になって、誘いに行ったら、「忘れてなんかいないわよ、体調が良くないんで止めようかと思っていたのよ」言われた。顔色を見たら元気そうだったので、「弁当もすでに頼んでいるし、時間はまだ間に合うからすぐに来てください」と説得した。彼女、曰く「すぐには行けません。化粧してから行くからね」。来てからは、本当に楽しそうにしていました。  日の里 1 丁目福祉会活動( 主任福祉員会議への報告) 2020.1.28 主任福祉委員 赤岩 芳彦 基礎数値 世帯数:約 300 、町内会加入世帯数: 250 (?)、 70 歳以上:約 200 名  福祉会体制:主任(年間報酬; 17000 円)、福祉員: 5 名( 5000 円)、民生委員: 1 名(現在欠員)、町内会: 1 名 + (組長: 15 名)、町内会からの活動費: 25 万円 年間行事(今年度:いずれも昼食付き) 1 月 新春生花教室、ビンゴゲーム 3 月 花見(余興:博多にわか&手品) 5 月 老人栄養教室(講話と試食) 6 月 音楽療法 9 月 敬老会 11 月 バス旅行 問題点 1.  参加者がほぼ固定、老齢による参加者減少 2.  組によって、近所どうしの親睦の程度に大

石渡 信一郎 – 在野の真の学者 –

この人の本を読むようになったきっかけは、林 順治 著、「日本人の正体」である。著者は石渡 信一郎 氏のほとんどの本の編集者だったそうだ。彼は、この本の目的を、石渡氏の研究業績を紹介することとし、この分野の主流の研究者への批判を込めて、いきさつをしっかり書いている。私のこの駄文の目的も全く同じである。 石渡氏の本を最初に読んだのは、「聖徳太子はいなかった」(河出文庫)である。研究結果の過激とも言える新規性に驚いた。それで、彼の書作本をネットで次々と購入した。三一書房から出た本が 10 冊、自家製本のように見える本(発行者:石渡 研)を 6 冊保有している。最初にあげた文庫本は 10 冊以上購入して、興味ありそうな、友人、知人に送った。 彼の業績を私なりにまとめると、次のようになる。 1. 天皇家の祖は、韓国の加羅(伽耶)から来た崇神天皇である 2. 五代目は、百済から来て入り婿となった応神天皇である 3. 継体天皇は応神天皇の弟であり、応神の後にすぐ即位した 4. 応神と継体の子孫が跡目争いで、クーデタを 4 回行った    (欽明のクーデタ、蘇我—物部戦争、大化の改新、壬申の乱) 5. 日本書記は、史実を捏造して、上記の事実を隠している 石渡氏は都立高校の英語教師を途中で辞めて、古代史、特に日本書紀の研究に入ったそうである。給料を貰わないで、古代史の研究で飯を食っていけると自信を持てる人は、ほとんどおるまい。よほどの興味と奥さんの理解があったのであろう。おかげで私を含めて読者が彼の残した著作を楽しく読むことができている。 古代史研究の業績評価は、人文系の分野の特徴として、それなりに難しいだろう。数学であれば、数式の変換手順に誤りがあるかどうかで、結果の妥当性が検証できる(ただし、その価値についての評価は専門家であっても難しいのかもしれない)。物理や化学であれば、実験で確かめられることが多い。これに対して、古代史の研究では、上のような確固たる検証はできない(ただし、結論の重要性は素人でも分かるような氣がする)。従って、(状況)証拠を基にして、できるだけ合理的な推論を行うしかない。この際、なぜこのようにな史実が起こったかなどの説明があれば説得力がある。石渡氏は、考古学、歴

ドップラー効果 訂正

先に掲載した、「音と光のドップラー効果について   — 私の学習 —」 においての以下の記述は間違いであることが分かりました。 特殊相対論は、運動は一定速度で直線上であり ( 慣性系 ) 、加速運動あるいは重力を考慮しないことで、一般相対論の特殊な場合である。 これを次のように訂正します。 特殊相対論は、重力を考慮しないことで、一般相対論の特殊な場合である。 特殊相対論は加速度運動を扱えないことはないようです。例えば、円などの閉曲線に沿っての運動は、加速度がゼロではありません。 この時、速度 v は時間の関数 v ( t ) になる。時計のパラドックスや双子のパラドックスを数式を用いて説明する際に、この表現を用いて結論を導いていることを知りました。 素人の生兵法の典型でした。恥ずかしいしだいです。

石川 さゆり -- ウイスキーはお好きでしょ --

12 月の中旬に、誰も住んでいない五島の実家に一人で 10 日間ほど行った。土地境界の確定の事情聴取ために、相続人の一人として、法務局から呼び出しがかかっていたからである。ついでに、今年の秋に覚えたジギングによるヒラマサ釣りを行うことにした。魚干し場の新調や陸揚げしている釣り船の手入れなどの用事もあり、かなり忙しい日が続いた。 ある日、珍しく晩飯が早く終わったので、ウイスキーを飲んでいて、ふと思い出して、 2 階に置いてあるオーディオ装置で音楽を聴くことにした。九大を定年退職してから、東京の電通大で特任教授として働くために単身生活をしていたおり、買い揃えていた小型装置である。私のこだわりで、そこそこの音質である(宗像市の自宅には、総額で車一台は十分に買える金をつぎ込んだ自慢の装置がある)。 CD は、モーツアルトの交響曲全集の他に、石川さゆりと、岸洋子のアルバムが 3 〜 4 枚しか置いていない。この時は、石川さゆりの表題のアルバムを聴いた。テネシーワルツ、君恋し、花、いい日旅立ち、などの有名な曲が入っている。名曲は、歌い手によって、違和感を覚えることが多い。その点、石川さゆりは、すべての曲を十分に自分のものとして聞かせてくれる。 「雪の降る街」が最後だったようで、音楽が止まった。ここで、窓ガラス越しに波の音が低い音量で耳に届いてくることに気がついた。真っ暗な海に目をやると、波止場の根元にある水銀灯の明かりが、海面に一筋の道となって反射している。その光が波の動きに連れて、不思議に変化している。石川さゆりの歌の終わりを引き継ぐのに、ふさわしい音と情景であった。五島の実家の冬の寒い夜の一人暮らしをしみじみ味わうことができた次第である。