警察からの呼び出し

 

ゴルフの練習から帰ってきたら、カミさんが大変なことが起こっていると言う。何事かと聞き返すと、警察から配達証明郵便が届いたと答える。警察の運転試験場に出頭して、検査を受けるようにと書いてある。1ヵ月以内に受けないと免許を取り消すとの脅し文句もある。その理由として48日に交通違反をしたためとある。確かに1週間ほど前に、一時停止違反で切符を切られた。7000円のお金はすぐに振り込んだので終わったと思っていた。


本屋に注文していた本が届いたので取りに行って、帰る途中である。いつも通るところで、見通しも良いところだ。丁字路から出るところで、警察の車が見えた。その後にも車が見えたので何かあったのだろうと思っただけで、左折したところで、スピーカーで停まるように告げられた。ブレーキは踏んで速度を落としたようだが、完全には止まらなかったと言われた。私は止まったと思ったけどと言うけど通じない。そういえば、1ヵ月ぐらい前にゴルフで一緒に回った男が、ここで一旦停止違反で警察に捕まったと聞いていた。彼は止まったと言い張り証拠を見せろと迫って、30分ぐらいして粘ったら相手が諦めたと武勇伝を語っていた。私も少しは粘ろうかと思い、警察官の胸にカメラみたいなのがあったので、それで記録してあるのだろうから再生して見せてくれと頼んだ。しかしそれは単なる懐中電灯だと言われた。確認すると確かに一旦停止標識があった。これを見落とすとともに左右がよく見えるので、几帳面に止まる車は少ないようだ。それは駅前のロータリーに接する横断歩道でもよくある。前方は大きく開けているので、人の確認は充分できる。そのため、うっかり停車するのを忘れてしまう。私の知り合いでそこで捕まったのが3人いる。私は、ここでは、前方とともに真横を見て警察の車がいないか確認する癖が付いている。


見通しが悪いところでは、誰でも注意して止まるだろう。ただし、そのような場所は大抵見張っていない。家の近くでは、左折するときに信号機のある交差点の手前で、近道になるような道路が切ってあるところがある。このようなところには一旦停止標識は無いのが普通である。見通しが良いので注意して合流すれば良いからだ。そこでも、遠くから監視しており捕まる車が多い。警察は事故が起きやすいところで見張るのではなく、違反しやすいところで待っているようだ。


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歳以上の違反であるから、認知度試験を受けるようだ。周りの高齢者から聞いていて、その内容はわかる(書面にも書いてある)。いずれ免許書き換えの時にも受けるはずなので、その予行練習のつもりで出頭することにする。このテストが通らなければ免許を取り上げれるような趣旨のことが書いてある。また免許返上の勧めまである。記憶力がとみに弱っているので少しは心配だ。

コメント

  1. 先生、九大の名誉教授なら運転やめていずれお抱え運転手付きの高級車も良いのでは?私の憧れです。しかもロールスロイス、、もしもNECにずっと在籍していたら今頃、社長になってその様な生活もあり得たかもです。

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