数学論文 ( 電子情報通信学会誌への投稿)

 

フーリエ変換の理論に関する私の論文は、日本数学会でもアメリカ数学会にも拒絶されたことは、以前のブログに書きました。最後の手段として、古巣の電子情報通信学会に投稿しておりました。一週間ほど前に、これまた、拒絶の通知が来ました。今回は、査読者2人が当てられ、拒絶の理由も書かれています。(拒絶の理由を示さないやり方は、学会としては普通ではないと思う。私の論文を拒絶した日本数学会の論文誌編集長が九大の現役の方で、たまたま、九大教官(OBも含む)の親睦ゴルフコンペで一緒になりました。彼に、数学会は何か違うと言ったところ、「私は他の学会は知らないのでわかりません」とかわされてしまった。ただ、私が意図することを、数学的に正しく行うにはどうしたら良いか、その道の専門家に意見を聞く手助けをしてくれることになっています)。

 

論文拒絶の一番の理由は、私の証明が間違っているとの指摘です。これは、この論文で指導をいただいた、九大数学科の教授から指摘され、私は反論していたつもりです。電通大の石橋さん(最近、教授になられたそうでおめでとうございます)も、同じように指摘されていました。彼らの指摘を謙虚に聞いて、書き方に注意しておれば通ったかもしれません。別の証明法も本で知っていたので、こちらを使って、証明部分を書き換えました。再度の投稿の原稿は、今、寝かせているところです。興味がある方は、読んでみてください(石橋先生:お願いします)。もう一つの理由は、数学会に投稿すべきだという最もな意見です。私は、いきさつを正直に返事に書いています。私の論文は、数学を専門としない、工学部などでフーリエ変換を講義するのに役に立つと思っています。編集者査読者のコメントと、私の9返事も紹介します。論文および返答で改善点があれば、お知らせいただけませんか。

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