平均速度について

 

 5月の連休の後に、五島の実家に東京から3名の来客があった。弟がSNSで知り合った人たちであり、我々は見ず知らずだった。2人は御夫婦である。残る1人の女性 はこの夫妻の妻の師匠であった。夫がわざわざ休みを取ってついて来たのは、釣りが好きであるからだとは、初体面のあいさつを交した後に知った。 3泊のうちの何日目かの夕食の時に、夫となる方 (Oさん) が、自分もボートの免許を取りたいと話した。天気が悪く私の船が出せないでいたとき、帰る日の前日の昼過ぎから海が凪いだので、3時過ぎにやっと船を出した。私が仕掛けの準備していたときに、Oさんに運転を代わってもらったので (船長が乗っておれば許される)、船の操縦に興味を持ったのであろう。

 

まえおきはここまでにしょう。私が電通大に単身赴任していた頃、船の実技免許を、東京のかちどき橋付近で取ったこと、そして、学科試験で引っかけ問題が出たことを話したことが本題の発端である。引っかけ問題とは、次の問である。 

 

問題: ある船が行きは時速 10km/h、帰りは20km/h 走って戻った。平均の速度は15kmである。これは正しいか否か

 

 数式があるので、以下はファイルを参照して下さい。

コメント

  1. 位相空間なら、それは正解だと思います。人間の感覚は距離空間だけでは無いと思います。むしろ前者は人間らしい。

    返信削除
    返信
    1. 位相空間と距離空間の違いが分からないので、あなたのコメントを理解できません。位相空間での速度はどのように定義するのでしょうか。教えていただけませんか。

      削除
  2. 赤岩です。言われていることが私にはわかりません。位相空間と距離空間の違いについて、一言で説明するとともに、今回の例題を用いて具体的に説明していただけませんか。

    返信削除

コメントを投稿

このブログの人気の投稿

数学論文投稿 (電子情報通信学会 9度目の拒絶と10回目の投稿)

数学論文投稿 (電子情報通信学会 10回目の拒絶)

日本数学会への論文投稿(続き)