以前 のブログに書いた数学論文投稿に関して、返事が来ました。案じていた残念な結果です。案じていたとは、別のブログで示した「絶対可積分でない関数のフーリエ変換」のまえがきに書いた部分、「 私は数学の学会誌に投稿すべきだったのかもしれない。ただし、記述が数学的に不正確で、論文の可否の判断がつかないとして、拒絶されたことだろう」の部分である。下記に示すように、論文が否であることは、中身を精査することなく、パッと見て判断されたようです。 Dear Professor Akaiwa, Thank you for allowing us to consider your manuscript, ” The Fourier transform of not absolutely-integrable functions” for publication in the Journal of the Mathematical Society of Japan. We do not have a full referee report, but quick opinions gathered suggest that it would be difficult to convince the full editorial board to accept the article. Our journal's very strict standards force the editors to be extremely selective among competing articles. Therefore, rather than begin a refereeing process that could take months, I am returning your manuscript to you now. 拒絶の理由が何も述べられていないのは、せっかく投稿した意味がない。落とされるとしても、専門家の意見を聞きたかったのですから。その後、二人の知人に、いきさつと意見を求めたところ、次のような返事が来ましたので紹介します...
赤岩様、お世話になります。
返信削除石渡氏の説を一からただすためにまず一番最初の著作の『応神陵の被葬者はだれか』を読んでみました。
個人的な評価はあまりよくありません。
時代が下がると石渡氏の説も少しは変わってきますか?
赤岩です。あまり評価できないとの意見は、信奉者として残念です。ともかく、彼は過激な結論をいくつか出しています。そして、自分の説は20年くらいは、理解が得られるないと言っていたそうです。これからの研究者が石渡信一郎の過激な論展開を頭におくことは、古代史の真実を明らかにするために有効であると思います。私は彼の本、17冊を全てじっくり読みました。今でもときには読み返しています。彼の意見は後で、所々、訂正されています。しかし、仔細のところであり、重要な論点に訂正はありません。
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