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4月, 2024の投稿を表示しています

数学論文投稿 (電子情報通信学会 10回目の拒絶)

電子情報通信学会の基礎境界ソサエティが発行する英論文誌、Transactions on Fundamentals of Electronics, Communications and Computer Sciences への 10回目の投稿も拒絶されました。受け付け拒否であり、査読に回してもらえないという悲しい結果です。 論文受け付けを拒否する理由は、私の投稿が編集委員会が要求する条件を満足しないためだとの指摘です。最初の拒否理由は、回答の要約を書いていないというものだ。回答の要約を要求する学会誌を聞いたことがありません。回答要約を提出したところ、次の拒否理由として、専門家に読んでもらって、共著者にするか謝辞にかけとの指示を満たしていないことをあげた。私は、2人の専門家に読んでもらったと書いていた。論文委員会は、その結果が改訂論文原稿のどこに反映されてかが判明できないこと、実名が上がっていないことを理由にあげた。2人の意見とも、大したことではなかった。1人(匿名:Elsevier の論文誌、Functional Analysis のEditor)、は主に英語の使い方を直してくれた。1人は参考文献に上げている著者(だから実名はわかる)であり、フーリエ逆変換も最初から広義積分で定義するのが良いとの指摘であった。このことは、今回の回答書に書いてあった。それにしても、専門家に一度読んでもらえとは、投稿者を馬鹿にしている。査読者がバリバリの専門家であり、私は彼らの意見・指摘に応えている。反論もしている。学問のまっとうな討論を続けてきた。   編集委員会とのやりとり と投稿に添えた 著者の回答 をGoogle Drive に上げています。興味がある方はクリックして見てください。このやりとりの中で、この論文誌への投稿はこれで最後にするので査読へ回してくれと頼んでいたので、この約束を守ることにする(査読には回してくれなかったけれども)。電子情報通信学会の通信ソサエティの英語論文誌に投稿するつもりで、知人に原稿を読んでもらっているところです。

会長からのあいさつ

 今年度の日の里1丁目自治町内会の会長を務めることになりました。 就任の挨拶 を書いてみました。  

卑弥呼と倭の五王

 下記に入ってください。 卑弥呼と倭の五王   https://drive.google.com/file/d/1ucnHwkhQNW7Epeo5eQmxr8bElheBXsMF/view?usp=sharing

新聞小説「人よ、花よ、」(今村翔吾)

  4 月になって朝刊を開く楽しみ が 減った。連載小説 が終わっ たからである。読み 始め た のは、 連載途中から では あるが、早い 回 のこと だろ う。 南北朝時代の南朝 における 楠木党にまつわる歴史小説である。主人 公は、楠木 正成の 子である 正行だ。中世の日本史を勉強した ことが なかっ た ので、特に、北朝と南朝 のどちらが 天皇 家として 正統 で あるかを含めて、 興味が あった 。 人物描写 が 上手いので 、著者の 今村 翔 吾が気になっていた。 これまで、 知ら なかった 名前 である 。 途中で新聞 と TV で ニュース になって、顔 も 見る こと できた。そこでは、佐賀 ( 駅 ? ) にある、本屋 が 閉じる こと になったのを 受 けて、 今村 が 経営に 乗り出すことが紹介された。彼は 他にももう 1 店舗の本屋 を 営ん で いるそうだ。 「 今村」 姓は佐賀に多い と 聞く 。 著者 の 経歴はたいへん面白い 。どうり で 、話の展開の仕方 がうまいはず だ 。 北方 謙三 に、 小説を書く よう にすすめられ たとある。 北方謙三の文章に も 似ていると思う。   著者は、歴史小説家 としての 司馬遼太郎を模範 として目指して いるよう だ 。司馬遼太郎の歴史小説へ の 批判、疑問を呈する 人々 ( 私も そうだ ) のことに言及 し つつ も 、 司馬 遼太郎 を高く評価している。   私としては、 司馬 が 歴史を 話題 とした 小説 を書く とき 、 事実を確認する努力を十分せず に、あるいは、自分が感じたように、小説に書いてしまって いるように思う。この点 で は、 松本 清張の「 小説 帝銀事件 」の 書きぶり とは 大きく異なっ ている。 清張 はこの本を、 ノンフィクションとしたいのに 、 GHQ がらみの証拠の裏を取れないので、 涙をのんで「小説 」とした こと は 、 NHK の番組 で 観 た。   ここで脱線 して、 下山事件についての別の NHK 番組 について書く。 当時 の国鉄総裁である下山 が 汽車にひかれた状態で発見された。自殺か 他殺 か、 他殺 と し たら 唯 がやった か。 清張も こ...