数学論文投稿(電子情報通信学会再投稿拒絶)
前回のブログで紹介した論文を書き直して再び投稿していたところ、またもや拒 絶 されました。 数 式の書き方と証明における間違いがあるのが 1 つ目の理由です。もう 1 つの理由は重大で、私の方法は従来から知られている、窓関数を用いたものと同じであるというものです。これに懲りずに、 3 度目の投稿を考えています。新しく投稿するのであれば、拒絶理由に対しての返事を書くことが求められます。 返事(反論)案 をまとめました。 投稿していた論文 、 編集者からの手紙 、 2 人の 査読者 A と B からの結果 もお知らせします。興味のある方は読んで、私の返事案を含めて改善点や意見をください。 査読者Bは日本語で書いてくれているので、私も日本語で返事を書いています。この査読者は私が主張したいことの核心に初めて近づいてくれています。すなわち、私の方法は、前から知られている 窓関数を用いるフーリエ変換に対して、窓幅を無限大に移行しているだけだと言ってきました。言われてみればその通りです。だからといって、 新規性がないというのには納得できません。だって、この方法は 従来には無かった、窓幅を無限大に移行することを行っているし、また、これ を、フーリエ変換の理論構築に使った人はいないからです。私は、返事の中で、「コロンブスのたまご」だと反論しています。みなさん、どう思いますか。この手の論争は、私は特許審査官との間で何回も経験しています。審査官は私の特許の考えは、従来の知られた事実から容易に類推できるというのに対して、いやいや、そうではない、なぜなら、このようにすることによって、大きな利便性が出ているではないかと反論します。それなら、なぜ今まで知られていないのかとも反論します。大抵は私の勝ちでした。何せ、大きな効果が新しく出るからです。今回の数学の論文でもこれが当てはまると思っています。simple is the best、面倒な超関数は要らない。